福源山 明月院

明月院は、神奈川県鎌倉市山ノ内にある寺院。
花の寺として知られ、四季折々の花を楽しむことができます。

明月庵の創建は今から830年前、永暦元年(1160)にはじまる。
この地の住人で、平治の乱で戦死した首藤刑部大輔俊道の菩提供養として俊道の子、首藤刑部太夫山ノ内經俊によって創建。その後、康元元年(1256)、北条相模守時頼公によって、この地に「最明寺」を建立。

のちに北条時宗(時頼の子)、が最明寺を前身として「福源山禅興仰聖禅寺」を再興。開山は建長寺開山大覚禅師の五世法孫の位地にあった密室守厳禅師。康暦二年(1380)、時の関東公方足利氏満管領上杉安房守憲方に禅興寺の中興を命じ、伽藍を完備、寺域を広大にし、支院を配置させた。

明月庵は「明月院」とあらためられ、支院の首位におく。

禅興寺は明治初年廃寺となり、「明月院」のみを残し今日に至る。

リーフレットより」

総門

北条時頼

参道

山門

本堂

枯山水庭園

開山堂