四條畷神社

四條畷神社は、大阪府四條畷市南野に鎮座。
建武中興十五社の一で神仏霊場巡拝の道第61番です。

御祭神
贈従二位 楠木正行
 贈正二位 楠木正時卿
 贈従四位 和田賢秀卿
  外 殉節将士二十四柱
創立
明治天皇の思召により明治二十二年別格官幣社に列格仰下され翌年鎮座
摂社
御妣神社 正行公御母

楠 正行公は楠 正成公の嫡男であり正成公の大楠公に対して小楠公と申し上げる卿は延元元年(1336)湊川へ出陣をせられる父君と桜井の駅にて訣別されたが時に御年十一歳爾来母君に孝養を尽して臥薪嘗胆読書練武に励み報恩の至情を捧げた 正平二年(1347)十二月後村上天皇に拝謁国難に殉せん事を誓い如意輪堂の扉に鏃をもって決死の和歌を遣された
翌年正月敵将郄師直の軍勢八幡を発し河内に至るや正行卿一族は寡兵よくこれを迎え撃ち獅子奮迅せられたが満身に創を受け遂に殉節せられた時に御年二十二才の青年であったこの正義に燃えたる小楠公の事蹟と吉野朝史の一齣は四條畷に永く留められ万古に変らぬ飯盛山は青少年の徳義昂揚を叫び老松は史蹟を語っている

「境内案内」より

境内入り口

鳥居

社殿

御妣神社
楠天神社

有源招魂社