東頭山 行願寺

東頭山 行願寺は、千葉県いすみ市萩原にある寺院。

巡礼地としては、関東地蔵百八札所 七十七番、上総国薬師如来霊場 廿番になります。

最近では、「波の伊八」が脚光を浴び外国の方も当寺を訪れる方が多いとか。
撮影は禁止ということで、彫刻を載せることは出来ませんでした。

【歴史】

当山は平安時代の嘉祥二年(849)慈覚大師によって伊東大山(現大多喜町伊藤)に開創された。
東国最初の開山ゆえ「東頭山」と号し三学院無量寿寺を称した。
しかし後に戦禍の為に焼失し平重盛により萩原茶田谷に復興する。

しかしながら再度の兵火に遭い冷泉大納言・二階堂行元によって再興、大檀那の名を寺名とし東頭山無量寿院行元寺と改称、天昇十四年(1586)六月、現在地に移築する。
御朱印三十石、十万石の待遇を受け、上総・安房に末寺百ヶ寺を有し祈願時、学問寺として発展、多くの名僧や学僧を生んだ。

「境内看板より」

参道


山門


本堂


外房七福神 毘沙門天


客殿(旧書院)