飯香岡八幡宮

飯香岡八幡宮は、千葉県市原市八幡に鎮座。
白鳳四年、一国一社の八幡宮として勧請されたことに起源とか。

社伝によれば白鳳四年に創立されたといわれ、上総国分寺附近に鎮守され国府の崇敬もあつかったといわれています。

誉田別命を祀り、関東における八幡信仰の聖地として、千葉氏をはじめ一般庶民の畏敬を集めて今日に至っています。

本殿は正面三間、側面二間の身舎に入母屋造りの屋根がのり、その正面三間に梁間1間通りの向拝が付き、周辺に廻縁がめぐらされています。
様式的には和様を主体とする神社建築です。

拝殿は正面五間、側面三間、屋根は本殿と同じく入母屋造りで、正面中央に千鳥破風をつけ三花縣魚(みつばなけぎょ)をさげ、向拝中央は軒唐破風となっています。
妻破風には、三花かぶら縣魚をつけています。
造立年代は棟札や各部の様式手法から元禄四年(1697)頃であることが確認されています。
このような神社建築を権現造りといいます。

「境内看板より」

拝殿

境内社