高幡不動

高幡不動は、東京都日野市高幡にある寺院。
正式名は、高幡山 明王院 金剛寺です。

8月の日中のせいか、空いていてゆっくり参拝することができました。
それにしても暑かった。。

【沿革】

真言宗智山派別格本山、高幡山明王院金剛寺は古来関東三不動の一つに挙げられ高幡不動尊として親しまれている。

その草創は古文書によれば大宝年間(701)以前とも或いは奈良時代行基菩薩の開基とも伝えられるが、今を去る1100余年前、平安時代初期に慈覚大師円仁が、清和天皇の勅願によって当地を東関鎮護の霊場と定めて山中に不動堂を建立し、不動明王をご安置したのに始まる。

のち建武二年(1335)八月四日夜の大風によって山中の堂宇が倒壊したので、時の住僧儀海上人が康永元年(1342)麓に移し建てたのが現在の不動堂で続いて建てられた仁王門ともども関東稀に見る古文化財である。

足利時代は「汗かき不動」と呼ばれて鎌倉公方をはじめとする戦国武将の尊崇をあつめ、江戸時代には関東十一壇林・火防の不動尊として広く庶民の信仰をあつめた。
当時門末三十六ヶ寺を従えた大寺院であったが安永八年の業火により大日堂・太師堂をはじめ奥院伽藍を一挙に焼失した。

その後、歴代住持の尽力により徐々に復興に向ったが殊に昭和五十年以降五重塔・大日堂・鐘楼・宝輪閣・奥殿等の工事が続き、更に近年太師堂・聖天堂の再建工事も完了、暫く住時を凌ぐ程の寺観を呈するようになった。


リーフレットより」


仁王門


不動堂 後ろに見える五重塔は改修中のようです


太師堂


聖天堂


大日堂


弁天池