松林山 大円寺

松林山 大円寺は、東京都目黒区下目黒にある寺院。
山手七福神の大黒天が祀られています。

境内にある五百羅漢像からなる石仏群は、都の有形文化財に指定されています。

明和九年(1772)二月に江戸市街地を焼いた大火があり、火元と見られたのが大円寺であった。
大円寺では焼死した人びとを供養するために、天明頃(1781〜1789)境内に五百羅漢像等を建立したと「新編武蔵風土記稿」は記述している。

しかし、判読できる銘文によると、明和の大火で死亡した者のみの供養ではなさそうであるが、江戸災害史の貴重な記念物であることには変わりない。


「境内案内板より」