五所神社
【祭神】
天照大日〓貴神【創立及由緒】
郄倉天皇の御宇承安元年(1171)に創祀せられたる地方稀なる古社にして永仁二年(1294)領主遠山出雲亮の寄進に依る懸佛を初の源頼朝公、水戸光圀公、堀田相模守其の他領主地頭の崇敬厚く数々の寄進のありたる事は古文書に依り明らかな処であります。特に上總國山辺の荘の總社と称せらる。享保二年(1717)、神祇官より正一位に増位宣旨あり、鎮座地殿台も源頼朝公、奥州藤原泰衡を征し凱旋の砌り本社へ武運長久を祈り兵力を休養したる地と称せらる。
明治元年(1868)、五所大權現を五所神社と改め、更に大正十一年(1922)郷社に列せらる。
昭和二十一年(1946)、行制改革に依り宗教法人となる。
昭和五十三年(1978)、千葉県神社庁より規範神社に指定さる。現在の御本殿は天正二年(1574)下総芦戸の城主木曽義純朝臣の造営にて以後修理を加へたるも実に壮大優美な建造物にして、昭和二十八年(1953)千葉県重要文化財に指定されたものである。
昭和六十一年(1986)、拝殿屋根葺替、向拝新設本殿雨屋改築、
昭和六十二年(1987)、本殿屋根葺替、
平成四年(1992)、本殿塗装保存工事等々、現在に至る。
「境内石碑より」
境内社かな?
浜の七福神 大黒天