高家神社

高家神社は、千葉県南房総市千倉町南朝夷に鎮座。
式内社安房国朝夷郡 高家神社」に比定される神社。

高家神社由緒

主祭神 磐鹿六雁命(尊称 高倍神
  天照大神稲荷大神を併せ祀る

第十二代 景行天皇五十三年記(日本書紀)に皇子である倭健命の平定した東国巡視を思ひ立ち安房浮島に行宮を設けられ進められた時、覚賀鳥−(鴎の土俗言)−伴信友説−声を便りに舟遊をなされた際に侍臣(主君の傍近く仕える臣)の磐鹿六雁命が白蛤(蛤のことだが一説では鮑とも云われる)と鰹を膾に調理して天皇に献上された。
その料理と味覚の見事さに賞美され命は後に膳大伴部を賜わり子孫を高橋氏として代々宮中の大膳職に任ぜられ安房と若狭の国一部を賜ったことも高橋氏文の記録にあると云われている
功績の大なるところから高倍神として宮中醤院の鎮護の神として祀られて居る。
安房での大なる命の事蹟に因み全国唯一料理祖神の社として広く調理師会並びに調味料関係者の尊崇を授る

「境内案内より」

鳥居

庖丁式奉納殿

拝殿

工事中…