二尊山 西光院

西光院は、京都市西京区嵐山山田町にある寺院。
洛西観音霊場第二十九番札所になっています。

名称

明治四十一年(1908)七月十日、旧西光寺と街道南にあった西光庵が合体。西光院と名称を改名。
各寺の本尊阿弥陀如来二体で新生西光院の御本尊としたことから、山号を二尊山とした。
起源平安末期の歌人僧 西行法師が出家直後、ここに庵を結び住したことを起源と伝えられ、そこが聖域化し浄土信仰と結びつき西光寺という念佛道場となった。
西光庵
帝都雅景一覧〔文化六年〜文化十一年(1809〜1814)刊〕には、当時の当山と西光庵の姿が絵師川村文凰によって描かれている。明治段階では小さな御堂だけとなり、昭和には御堂も朽ち礎石が残るのみとなった。平成十八年十一月櫻元庵として復興した。
「案内板より抜粋」