八坂神社(祇園神社)

八坂神社は、京都市東山区祇園町に鎮座。
二十二社の一社。

 もとは東山の麓八坂郷の古い鎮守神で、高句麗帰化人八坂氏の氏神であったと思われるが、社伝によれば斉明天皇のとき紀百継がこの地に祭祀を始めたという。二十二社註式では貞観十八年(876)牛頭天王の神託により常住寺の僧十禅師円如が播磨広峰から迎えて祭り、のち藤原基経が霊験によってここに精舎をを建てたとある。一代要記には承平四年(934)修行者が初めて祇園感神院の社壇を設けたとする。感神院はまた観慶寺と称し、承平五年定額寺とされて、一に祇園寺とも呼ばれたように当社は初めから神社というよりも仏寺に近く、祇園の名もインドの仏蹟祇園精舎から来ている。
 祭神の中心を素戔嗚尊とし、相殿に妃神櫛稲田姫命および子神五男三女八柱を祭っているが、素戔嗚尊祇園精舎の守護神である牛頭天王に比定し、祇園社牛頭天王社祇園天神・武塔天神などと呼ばれて、北野天満宮と並び、洛中有数の神社として発展した。

「日本史小百科 神社より」

鳥居

南楼門

西楼門

拝殿

本殿


以下、境内社
玉光稲荷社は工事中で参拝できませんでした。

疫神社 蘇民将来

太田社 猿田彦命 宇受女命

北向蛭子社 事代主神

大国主社 大国主神 事代主神 少彦名命


大年社 大年社 巷社神

多賀社 熊野社 白山社 愛宕社 金峰社
春日社 香取社 諏訪社 松尾社 阿蘇

日吉社 大山咋神 大物主神

刃物神社 天目一箇神

八幡社 竈神社 風神社 天神社 水神社

祖霊社

厳島社 市杵島比売命

美御前社 多岐理比売命 多岐津比売命 市杵島比売命 ※宗像三女神

悪王子社 素戔嗚尊の荒魂

大神宮社 天照大神 豊受大神