草香山 威光寺

威光寺は、東京都稲城市矢野口にある寺院。
多摩八十八ヶ所多摩川三十三霊場の札所です。

 草香山小沢院と号して、延宝3年(1675年)より穴澤天神社の別当寺であり、真言宗豊山派で、坂浜の高勝寺の末寺である。本堂は江戸時代の中頃に焼失し、現在の建物は明治3年に改築されたものである。
 境内にある庚申塔は、指定文化財であり、市内で2番目に古い(貞亨元年1684年)もので、六角の石幢形は一般的な庚申塔とは異なる貴重なものである。境内の一番奥には、新東京百景の一つに選ばれた弁天洞窟がある。この洞窟は、横穴式の古墳を基に掘広げられたもので、弁財天、大黒天等の石仏を安置している。

「境内案内より」