布多天神社

布多天神社は、東京都調布市調布ヶ丘に鎮座。
式内布多天神社に比定されている。

参拝した日は、骨董市が催されており境内は賑わっていました。

延喜式内 布多天神社

  祭 神  少名毘古那神・菅原道真
  本 殿  宝永三年再建木造流造
  境内地  約三千二百坪
  例大祭  九月二十五日
  祈年祭  二月二十五日
  新嘗祭  十一月二十五日
  月例祭  毎月二十五日

由緒
 当神社は延喜式(第六十代醍醐天皇の延長五(927)年に制定された法典)第九巻に名を列ねる多摩郡でも有数の古社である。もと多摩川畔の古天神というところにあったが、文明(1469〜87)年間多摩川の洪水を避けて、現在地に遷座された。其の折、祭神少名毘古那神に菅原道真命を配祀したと伝えている。
 社伝によれば往古、広福長者という人が当社に七日七夜参籠して神のお告げをうけ、布を多摩川にさらし調えて、朝廷に献上した。
これが本朝における木綿の初めとされる 帝この布に調布(テツクリ)と名づけられ以来この辺りを調布の里とよぶようになったという。
 本殿は宝永三(1706)年、覆殿は昭和四十年、幣殿拝殿向拝は昭和六十年の造営にかかる(社殿約七十二坪)。
毎月二十五日の例祭日に奉納神楽があり境内には市がたち参拝者で賑わう。末社金毘羅神社、稲荷神社、御嶽神社、祓戸神社、疱蒼神社、大島神社厳島神社がある。

文化財 天正十八(1590)年の豊臣秀吉の制札
 〃  宝永三 (1706)年再建の本殿及び棟札一枚
 〃  寛政八 (1796)年建立の石造狛犬一対

「境内案内より」

鳥居

参道

社殿

境内社など


稲荷神社

大島神社 金毘羅神社

御嶽神社 祓戸神社 疱蒼神社

厳島神社かな?

稲荷大明神

骨董市