太融寺

佳木山 太融寺は、大阪市北区太融寺町にある寺院。
新西国三十三ヶ所、神仏霊場巡拝の道などの札所になっています。

弘法大師嵯峨天皇の勅願によって、弘仁十二年(821)に創建した寺。本尊の千手観音は、嵯峨天皇の念持仏であったものを、当時の創建にあたって弘法大師に下賜されたものと伝えられる。古くは七堂伽藍が整って大いに栄えていたが、たびたびの天災と第二次世界大戦の戦火のために、寺域もせばめられ、市中の寺となってしまった。境内には豊臣秀吉の側室淀君の墓がある。

「古寺巡礼辞典」より

西門

本堂

大師堂・護摩堂・宝塔