勝持寺

小塩山 勝持寺は、京都市西京区大原野南春日町にある寺院。
西国薬師四十九霊場の第42番札所になっています。

 当山は、京の西山連峯の麓にあって、小塩山大原院勝持寺と呼ぶ古刹であります。白鳳八年(西暦697年)天武天皇の勅によって神変大菩薩役の行者が創建したのが始まりで、延暦十年(西暦791年)に伝教大師桓武天皇の勅を奉じて堂塔伽藍を再建され、薬師瑠璃光如来を一刀三礼をもって刻まれて本尊とされました。
 承和五年(西暦838年)仁明天皇の勅によって塔頭四十九院を建立されましたが、応仁の兵火に遭い、仁王門を除きすべて焼失しました。現在の建物は乱後に再建されたものであります。

リーフレット」より

仁王門

参道

南門

阿弥陀堂(本堂)

不動堂