西教寺

戒光山 西教寺は、滋賀県大津市坂本にある寺院。
神仏霊場巡拝の道の第148番です。

 西教寺は、聖徳太子が、仏法の師である慧慈・慧聰のために開創された寺で、推古天皇の二十六年(618)に大窪山の号をたまわり、天智天皇の八年(669)に西教寺の号を下賜されたと伝えられている。
 寺記には天台座主慈恵大師良源大僧正・恵心僧都が念佛道場とした。その後、比叡山で修行された真盛上人が文明十八年(1486)入寺し、不断念佛の根本道場として、西教寺を再興された。
 明治十一年(1878)明治政府によって別派独立が公許、「天台宗真盛派」の本山となった。
昭和十六年(1941)に天台三派合同となったが、終戦とともに、昭和二十一年(1946)に天台宗三派、延暦寺(山門)三井寺(寺門)西教寺(盛門)が分離、天台宗真盛派を「天台宗真盛宗」と公称して独立、今日に至っている。
 この寺標石柱は明治十一年(1878)に建立されたものである。

「境内案内」より

入り口

勅使門

宗祖大師殿

本堂