石上市神社

石上市神社は、奈良県天理市石上町に鎮座。
延喜式神名帳山辺郡の「石上市神社」の論社。

 石上町集落のほぼ中央にあり、少彦名命を祀る。平尾天神宮と称し、もとは東方平尾山にあったと伝える。旧村社。「延喜式神名帳山辺郡の「石上市神社」にあてられ(大和志)、金剛寺本は石上をイハカミと訓じ、「元要記」は石上市本神社と記す。「日本書紀顕宗天皇即位前紀条に「石の上 振の神榲 本伐り 末截ひ 市辺宮に」の歌があり、石上に古代市の存在が知られる。「続日本紀延暦八年(789)一〇月十七日条の「石上衢」が市の中心であったと推定され、衢は竜田道と上ツ道の交差する現天理市櫟本町付近と考えられる。「大和志料」は石上市本神社が正しい社名として、櫟本町治道宮(現和爾下神社)に比定している。境内には奈良時代のものという古石碑片があるが、磨滅が激しい。

「寺院神社大辞典」より

鳥居

社殿


以下、境内社など。ほとんど分かりませんでした。。





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