大神神社
大神神社は、奈良県桜井市三輪に鎮座。
「延喜式」神名帳にみえる城上郡「大神大物主神社明神大、月次相嘗新嘗」にあたる。
大和国の一宮です。
当神社は、秀麗な三輪山を神体山とする我国最古の神社で、元官幣大社、延喜式内の明神大社二十二社の一社で、大和国一宮、全国各地に祭祀せられる大物主神の総本社であります。
大物主神は、大国主神の和魂(幸魂・奇魂)で、大国主神が神代の昔、国造りに労せられたとき、その和魂が現れ、問答の後自らこの三輪山に鎮まられたのであり、農工商等あらゆる産業を開発し、常に日常生活全般をお守り下され、顕界・幽界を主宰し給う和の大神であります。
その御神徳は極めて広大であり、古事記・日本書紀・万葉集等の古典により明瞭に伺えます。大和・河内・摂津はもとより、広く全国にわたって篤い信仰を集めています。
山麓には、崇神天皇から推古天皇に至る十三代の皇居遺跡があり、この地は当時の国道一号線とも言うべき山の辺の道を動脈として、飛鳥以前四・五世紀頃の日本の政治経済の中心をなしていました。
境内地は、現在古都保存法による歴史的風土三輪山特別地区及び国の史蹟に指定されています。「境内案内」より
当社には、40を超える摂末社があるという。
回れた所だけ、紹介。
[末社]祓戸神社
瀬織津姫神 速秋津姫神 気吹戸主神 速佐須良姫神
[末社]天皇社
第十代 崇神天皇(御真木入日子印恵命)
[摂社]磐座神社 少彦名神
狭井神社の鳥居
[摂社]狭井神社
大神荒魂神 大物主神 媛蹈鞴五十鈴姫命 勢夜多々良姫命 事代主神
[末社]富士神社 木花咲耶姫命
[末社]厳島神社(弁天社) 市杵島姫命
[摂社]神御前神社 倭迹迹日百襲姫命