西宮神社

西宮神社は、兵庫県西宮市社家町に鎮座。
境内社大国主西神社」は式内「大國主西神社小、鍬靫」とされる。

御祭神
 第一殿 西宮大神(えびす様)
 第二殿 天照大神 大国主大神
 第三殿 須佐之男大神

 西宮神社は、福の神様として崇敬されているえびす様をおまつりする全国の総本社として広く信仰されています。えびす様は、神戸和田岬の沖で出現され、鳴尾の漁師がおまつりしていましたが、西の方に宮地があるとの神託でこの地へおこしになられたと伝えられています。
その年代は明らかではありませんが、平安時代後期には、すでに文献に見ることができます。
古くより漁業の神として信仰されてきましたが、門前に市が立ち、西宮の町の発展と共に商売繁盛の神様として、又、人形操りなどの芸能や七福神信仰を通して、さらに津々浦々へと広がっていきました。
一月九日から十一日の十日えびすには百万人に及ぶ参拝者で賑いますが、本えびすの十日午前零時に神門を閉じて神職は忌籠を厳修します。そして午前六時の表大門の開門とともに走り参りを行う風習があり、福男が選ばれます。
九月二十一日から二十三日の西宮まつりでは例祭、渡御祭が斎行され、古式に則り海路神戸和田岬へ産宮参りが行われます。
三連春日造という本邦唯一の構造を持つ本殿は、昭和二十年に戦禍にあいましたが昭和三十六年に復元再建されました。
豊臣秀頼公の寄進と伝えられる表大門とその左右に連なる大練塀は国の重要文化財に、えびすの森は兵庫県の天然記念物に指定されています。

「境内案内」より

境内図

表大門

参道

鳥居

社殿


以下、境内社

梅宮神社 酒解神

児社 児尊

沖恵美酒神社 沖恵美酒大神

火産霊神社 火皇産霊神

太夫神社 百太夫

六甲山神社 菊理姫

神明神社 豊受比女命

松尾神社 大山咋命 住吉三前大神 猿田彦命

市杵島神社 市杵島神

宇賀魂神社 宇賀御魂命

庭津火神社 奥津彦神 奥津比女神