穴師坐兵主神社

穴師坐兵主神社は、奈良県桜井市穴師に鎮座。
本殿が三棟並び、それぞれ「延喜式」神明帳の城上郡
 「卷向坐若御魂神大、月次相嘗新嘗
 「穴師坐兵主神社 名神大、月次相嘗新嘗
 「穴師大兵主神社
にあたる。
元は、当社を上社、「穴師大兵主神社」を下社としていたが、応仁の乱で上社が焼失した為、下社に合祀。
その後、「卷向坐若御魂神社」が合祀されたという。
現在地は、神明帳「穴師大兵主神社」の鎮座地。

御祭神 若御魂神社 (右)
    兵主神社  (中)
    大兵主神社 (左)

御創建 崇神天皇六〇年

御由緒
 当社は三神殿にして、古典の伝えるところでは、今から二千年前のご創建にかかり、延喜式神明帳によれば明神大社に列せられ、祈年、月次、相嘗、新嘗のもろもろの祭りの官幣に預り、元禄五年には、正一位の宣旨を賜った、最高の社格をもつ、大和一の古社といわれています。
 中央の神は、第十代崇神天皇の六十年命を受けて、皇女倭姫命が創建され、天皇の御膳の守護神として祀られ、御食津神と申し上げ、生産と平和の神、又、知恵の神として、崇敬を受けられました。
 右の神は天孫降臨の際の三種の神器を御守護された稲田姫命をお祀りし、芸能の神として崇敬を受けておられます。
 左の神は、第十二代垂仁天皇の御代に当地で初めて、天覧相撲が催され、御神体の矛にちなみ、武勇の神として、相撲の祖神としてスポーツ界の信仰をお受けになっておられます。

「境内案内より」

鳥居

参道

境内

社殿

本殿


以下、境内社

祓社



出雲大神

水神社、橘神社、稲荷社
天王社