寿福山 仲源寺

仲源寺は、京都市東山区にある寺院。

11月の16時頃に参拝。辺りが薄暗くなってきた時刻。
人の往来が激しい四条通りに面していて写真を撮るのに一苦労しました。

四条通に位置し、寺門・本堂ともに北面する。浄土宗。山号福寿山、本尊目疾地蔵尊(「浄家寺鑑」は湛慶作という)。雨止地蔵から転じた目疾地蔵の称で親しまれる。

貞享元年(1684)成立の「雍州府志」巻四(寺院門)には地蔵堂の名で載り、開山は不詳だが塩瀬浄因が大檀越として建立した寺で、本尊は定朝作の地蔵と記し、続けてこの寺はもと「四条東北田間、今芝居之処」にあったため「畔地蔵」の称があると述べる。

現在地への移転は天正十三年(1585)羽柴秀吉の命によるとし、万治三年(1660)僧満誉が中興、慶応三年(1867)類焼したが孝明天皇の援助もあって再興がなったと記す。

現在観音堂に安置される木造千手観音坐像は平安時代の作で国指定重要文化財

「寺院神社大辞典より」