北野天満宮
太宰府とともに全天神信仰の中心にして本宮。
二十二社に列せられる有力な神社で、摂末社の何社かは式内論社となっているようだ。
菅原道真公を祀り、一般に「北野の天神さん」と呼ばれ、学問の神として崇められている。
天暦元年(947)の創建と伝え、天徳三年(959) 藤原師輔によって社殿が整備され、天正十五年(1587)には、豊臣秀吉が、付近一帯の松原で北野大茶会を催した。
本殿(国宝)は、豊臣秀頼が、慶長十二年(1607)に造営したもので、権現造の代表的遺構である。また、中門は三光門と呼ばれ、後西天皇筆の勅額「天満宮」を掲げている。
宝物としては、紙本著色北野天神縁起絵巻(国宝)などの貴重な文化財を蔵している。
毎年二月二十五日には梅花祭、十月四日には瑞饋祭が催されるほか、毎月二十五日の道真公の命日には多くの参拝者で賑う。「立て看板より」
以下、境内社
かなりの数の境内社がある。蜂に追い回されたせいか…何社か撮り逃してしまった。
[摂社] 福部社 十川能福
[摂社] 白太夫社 度会春彦翁
[摂社] 火之御子社 火雷神
[末社] 宗像社 田心媛神 湍津媛神 市杵島媛神 ※宗像三女神
参拝時は分からなかったが「牛社」らしい?
[末社] 稲荷社 倉稲魂神 猿田彦命 大宮女命
[末社] 文子社 多治比文子
[末社] 神明社 天照大神 豊受大神
[末社] 老松社 島田忠臣翁
[摂社] 地主神社 天神地祇
(相殿)敦実親王・斎世親王・源英明朝臣
[末社] 竃社 庭津彦神 庭津姫神 火産霊神